【ハンドボール業界の深刻な指導者不足】
国内の競技人口は8万人前後で推移しており、単純計算でハンドボール経験者は一都道府県あたり1700人程度といったところでしょうか。
スポーツ関連の統計を取った「レジャー白書」によれば
- サッカーの競技人口が480万人
- 野球が580万人
- バスケが410万人
比較すると、ハンドボールの競技人口がいかに少ないかがわかります。
選手数が少ないことで起こる問題の最たるものは「指導者不足」です。
現役の選手が少ないのですから、当然現役を引退したあとに指導者として、ハンドボール界に残ってくれる人材はさらに少なくなります。
部活レベルでハンドボールを行っているチームには、経験者の監督やコーチが居ないということもザラにあります。
経験者が居なくとも、体育教師などが顧問についてくれれば一定水準の練習メニューを組むことは可能でしょう。
しかしその程度の練習内容では、ハンドボール専門のコーチがついている強豪チームに勝つのは難しいかもしれません。
ハンドボールで全国レベルとやりあいたいなら、指導経験の浅いコーチに頼るよりも、自主練習を組んだほうが手っ取り早いこともあるのです。
【ハンドボールの上達には覚えることが多い!】
個人練習を組むことをオススメするもう一つの理由が「合同練習だけでは練習時間が足りない」からです。
ハンドボールは見た目以上に特殊なスキルを要するスポーツで、特に初心者は慣れるまでに膨大な練習をこなさなければなりません。
合同練習だけで強くなることも可能ですが、ライバルに差をつけたいなら個人練習で地力を上げておく必要があるのです。
例えば、ハンドボールではシュートひとつとっても数多くの「技」があります。
- ジャンプシュート
- ステップシュート
- ループシュート
- 倒れこみシュート
- ブラインドシュート
- スピンシュート…
試合の中でシュート勘を養うことも大切ですが、それぞれの技が「どうやったら出せるのか」を理解しておくことが大切です。
出し方すら分からない技がいきなり本番で成功するはずありませんよね。
普段から個人練習で技の出し方を練習しておけば、本番でも自然と体が動くようになるでしょう。
いわば個人練習は「予習・復習」の場であり、実力を試す機会として合同練習、そして全ての集大成として試合に臨むべきなのです。
いきなり試合で勝とうとするのではなく、小さな積み重ねを意識することが上達のカギですよ。
【個人練習に最適な練習用プログラム】
ハンドボールの個人練習を行うなら、
- 「ハンドボール上達革命」という練習用プログラムDVD
を活用してみてください。
「ハンドボール上達革命」は言わずと知れた、名門・大崎電気の監督や世界選手権出場者たちに絶賛されている、ハンドボール専用の教材です。
そもそもこのDVDは、ハンドボールの名門校として知られる、法政大学第二高等学校ハンドボール部の、阿部 直人監督が監修して製作されたものです。
「ハンドボールを短期間で上達させる」
ことを目的に作られており、全国常連校の練習に隠されたノウハウを包み隠さず公開してくれています。
全国のどこにいても名門校の指導法・練習法を知ることができるという、ハンドボール界の「指導者不足」を解消するほどの革命的なDVDなんです。
- キーパーが絶対に取れないブラインドシュートの練習法
- 実力校が強化練習で行っている複合トレーニング
- 上達が遅い選手が陥っている間違ったステップトレーニング
- サイドシュートを格段にレベルアップさせる方法とは?
- ディフェンスを突破するのが下手な選手向けの練習
- 下半身に負担をかけない正しいステップトレーニング
これは「ハンドボール上達革命」に収録されているうちのごく一部ですが、どれもハンドボール選手にとっては重要なポイントです。
まだハンドボールを始めて間もない初心者のための教材としても最適ですし、最近なかなか上達せず伸び悩んでいるという選手の起爆剤にももってこいです。
全体的にハンドボール選手としての「体の使い方」を意識して解説されているので、知識としてではなく勝つための「感覚」が身に着くのが凄いですね。
最初は見よう見まねで良いのでDVDを観ながら体の使い方を覚えていってください。
正しい体の使い方が分かってくれば、いつの間にか試合でも勝てる動きができるようになるはずですよ。
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- ポストプレーヤーとしてのテクニックを磨くためには何をすべきなのでしょうか。「東俊介流練習法」という考え方が最も分かりやすいかもしれません。その名の通り、ハンドボール元日本代表キャプテンの東 俊介選手が考案した練習法なのですが、「ハンドボール・ポストプレーヤー育成プログラム」という練習用DVDに収録されています。問題提起だけでなく「どうやったらテクニックが身につくのか」「効率的に修得を促す練習法」「悪癖を改善するための方法」などを丁寧に解説したプログラムなので、ポストプレーヤーを目指す方には必ず役に立つはずです。