【練習相手が少ないのが悩みのチームは多い】
日本国内におけるラグビーの競技人数は10万人前後だと言われており、これは日本の人口で割るとわずか0.09%以下の数値ということになります。
要するに、ラグビーをやっている日本人は、1000人に1人いるかどうかというレベルなのです。
そのため、日本のラグビー選手たちは常に「練習相手不足」に悩まされています。
ラグビー激戦区と言われている大阪や福岡ならともかくとして、地方では「自分たちのチーム以外、地元にラグビーチームが居ない」なんてケースも珍しくないほどです。
高校や大学のラグビーチームでは、1チーム分の部員数を集めることすらままならないところすらあります。
チームとしての実力を培い、連携を高め、経験を積むためには、他チームとの練習試合を組むのが一番です。
しかし練習相手の不足している地方のチームは、まともな練習を組むことができずにいるのが現状なのです。
【少ない部員数でラグビー練習を行うためには?】
部員数の足りていないチームは、どうしてもラグビー激戦区のチームに練習で差をつけられてしまいます。
練習試合の経験がほとんど無いチームと、毎週のように強豪校と練習試合を行っているチーム…どちらがより強くなれるのかは一目瞭然ですね。
人数の少ないチームが強豪校に勝つには、「練習の質」でカバーする他ありません。
確かに練習試合が組めないのは大きなハンデですが、練習試合よりも効率的な練習内容を実現することができれば、差を埋めることも不可能ではないはずです。
つまり少ない部員数のチームは、常に「効率的な練習内容とは何か」を追求し続ける必要があるのです。
人数が足りないからといって、筋トレやイメトレばかりに時間を割いていませんか?
もちろん筋トレやイメトレも必要な練習には違いありませんが、それだけで巻き返せるほど強豪校の壁は低くありません。
一例ですが、「理想的な身体の使い方」を学ぶことは、ラガーマンとしての練習の質を高めます。
ただ漫然と鍛えるのではなく、
「大きく敵陣に入るためのキックはどうすれば修得できるか」
「より強力にモールを前進させるには?」
といった具体的な方法を模索しましょう。
普段の練習から具体的なテクニックを磨いておくことで、貴重な練習試合を「テクニック実践編」として無駄にせずに済むようになります。
【少人数でも出来るラグビー練習をまとめたDVD】
少人数のチームでも実践できる練習って実はけっこう多いんです。
練習相手が少ない弱小チームだから…とあきらめる必要なんてどこにもありません。
普段から効率的な練習を実践しておけば、いざ本番というときにしっかりと実力を発揮することができるはずです。
詳しい練習内容を知りたい方は、
- 「ラグビー上達革命」というDVD
を参考にしてみてください。
「ラグビー上達革命」は元日本代表選手の、野澤 武史さんが監修したラグビー用の教材DVDなのですが、かなり効率の良い練習内容が収録されているのでオススメです。
- タックルから俊敏な次のプレーに入るための瞬発力アップ法
- 崩されたラックからモールでの攻撃を効果的に展開するテクニック
- 相手のディフェンスを巧みにこじ開ける方法とは?
- コンタクト局面でボールを奪われてしまうケースの解消法
- マイボールアタックでのコンタクト時に活かすリッパーの役割を知る
もちろん大人数でもOKなのですが、収録されている練習内容のほとんどが「少人数チームでも実践可能」なのがこのDVDの特徴です。
ラグビー界の練習相手不足をカバーしつつ、若いラグビー選手たちの育成に役立つ優れた内容となっています。
野澤さんは慶応義塾大学のヘッドコーチを務めた方だけあって、細かい解説まで分かりやすいのも魅力ですよ!
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- キックが得意な選手が活躍するには、「@キックを磨く」「Aスタンドオフにつく」「B成功率を上げる」の3つが必要です。花形キッカーを目指したいという方には、「ラグビー・キック上達革命」を観てみることをオススメします。元日本代表選手にして現日本代表コーチの栗原 徹さんが監修している練習用DVDです。・練習量のわりにキックが下手な選手が理解していないこと・パワーも兼ね備えたJシェイプを蹴るための秘訣・パントキックの制度を安定さえるために必要なポイント・速いボールを蹴るために最も重要なこととは?・インパクト時の軸足と骨盤の関係を知れば驚くほど上達する!ぜひご覧ください。