【ラグビーチームでの「花形」はどこなのか】
どうせラグビーを続けるなら、いつかは「花形」と呼ばれる選手になって目立ってみたいものですよね。
ラグビーにおいて、花形ポジションといえば「ウイング」を想像する方も多いかもしれません。
全11ポジションの中でも、トライゲッターになりやすいウイングに憧れるのは当然ですし、必然的に注目を浴びやすいポジションでもあります。
実際、ウイングにはチーム内でも、フィジカルの強い選手が割り当てられることが多い傾向にありますね。
とはいえラグビーは他のスポーツに比べて、ポジションごとの重要性の差が生じにくい傾向があります。
ウイングが花形として活躍しているチームもあれば、ロックが目立つチームや、No8がチームのエースになっているチームも多いです。
どのポジションも勝利に必要不可欠であり、戦略しだいでは全てのポジションが「花形」になり得るのが、ラグビーの魅力でもあるといえるでしょう。
【キックを得意とする選手が花形になるには】
ラグビーで花形になるために、ウイングにこだわる必要は別段ありません。
どのポジションが花形になるのかはチームの戦略次第なので、自分の得意なプレーを活かしてどれだけチームに貢献できるかが大切です。
そこで今回は、キックを得意とする選手が花形になるためには、どうすれば良いのかという点について考えていきたいと思います。
キッカーは言うまでも無く、ラグビーチームにとって重要な存在ですが、トライゲッターに比べるとやや地味な印象を抱かれてしまいがちです。
しかし、正確無比なキック力を持つ選手は確実に花形たりえます。
ラグビーの試合においてキックのタイミングは何度も回ってきますし、全てのチャンスを活かしきる技術はチームにとって大きな武器になるからです。
キッカーとして花形の地位に就きたいのならば、まずは確実にキックを成功させる「優秀なキッカー」になる必要があると言えるでしょう。
また優れたキッカーは、スタンドオフのポジションにつくのが一般的です。
密集地帯から離れてフィールド全体を見渡し、出てきたボールを的確に差配するスタンドオフには、卓越したキック力が求められます。
スタンドオフはチームの戦術を操る司令塔でありながら、僅かなチャンスをキックによってモノにする「花形キッカー」でなくてはならないのです。
【優れたキッカーになるためには?】
キックが得意な選手がチーム内で花形として活躍するには、最低でも
「@キックを磨く」
「Aスタンドオフにつく」
「B成功率を上げる」
の3つが必要です。
しかしこの3つさえ実現できれば、トライゲッターでなくともチームを支える花形として名を上げることができるでしょう。
とはいえ、口で言うほど「優れたキッカー」になることは容易ではありません。
キック自体はそこまで難易度の高い技術ではないはずなのですが、プレッシャーのかかる試合中でも、同じようにパフォーマンスを発揮できるキッカーはそう多くありません。
- いつでも同じように蹴れる精神力
- 状況に応じて蹴り分ける技術力
など、キッカーに求められる要素は数知れないのです。
それでも花形キッカーを目指したいという方には、
- 「ラグビー・キック上達革命」DVD
を観てみることをオススメします。
「ラグビー・キック上達革命」は、元日本代表選手にして現日本代表コーチの栗原 徹さんが監修している練習用DVDです。
- 練習量のわりにキックが下手な選手が理解していないこと
- パワーも兼ね備えたJシェイプを蹴るための秘訣
- パントキックの制度を安定さえるために必要なポイント
- 速いボールを蹴るために最も重要なこととは?
- インパクト時の軸足と骨盤の関係を知れば驚くほど上達する!
ざっと挙げただけですが、「ラグビー・キック上達革命」には以上のようなポイントが解説されています。
ラグビー全般のテクニックではなく、徹底して「キック」のポイントに絞って解説することにより、キッカー志望にとっては通常のハウツー本よりも濃密な内容となっています。
公式サイトには、さらに詳細な内容やポイントが解説されていますので、気になる方は公式サイトだけでも覗いてみてはいかがでしょうか。
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