水泳経験者なら一度は「S字を描くようにして泳ぎなさい」と指導された経験があるのではないでしょうか?これは専門的には「S字ストローク」と呼ばれる泳法の一種で、特にクロールで重要な考え方とされていました。前方から後方に直接水を掻き出すのではなく、胸の前でS字を描くように腕を蛇行させるのがS字ストロークの...
≫続きを読む
レース前半は圧倒的なスピードで泳げていたのに、残り10mというところで続々と抜かされてしまった…水泳をやっていると、一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。なかなかタイムが縮まないと嘆く選手の多くが、「後半での失速」に悩まされています。「相手が後半になって伸びてきた」と感じることも...
≫続きを読む
水泳の指導者のなかには、「バタフライには恵まれた体格が必要」だと考えている方がいます。バタフライは、他の泳法に比べて体力の消耗が大きく、また両腕で水を掻き出すために大きなパワーが必要になるためです。長距離をバタフライで泳ぎきる体力、そして速いスピードを維持するだけのパワーを両立できるのは、それなりに...
≫続きを読む
最近は水泳界全体のレベルが上がってきたように感じます。一部の上級者だけが圧倒的だった時代は終わり、水泳の熟練度に性別差や年齢差はさほど関係なくなってきました。女性スイマーが男性スイマーよりも遅いといわれていたのは昔の話で、今や男性を圧倒する女性スイマーも多くなってきています。しかし、一般レベルの大会...
≫続きを読む
背泳ぎを、4大泳法のなかで最も理にかなった泳ぎ方だと言う研究者がいます。一見すると難しそうに見えますが、実は人間の体に適した泳ぎ方なので、水泳初心者にも馴染みやすく、進行方向を確認しながら泳げるので水害時の泳ぎ方としても最適…スピードこそクロールには及びませんが、体力を温存しつつ誰でもマスターできる...
≫続きを読む
今回は、スイミングコーチの森 隆弘さんの指導法について、皆さんにご紹介したいと思います。森 隆弘という名前だけでピンと来た方も多いと思いますが、彼の活躍を知らない若い選手たちのために、森 隆弘選手の経歴からご説明しておきましょう。森 隆弘選手は2004年に開催されたアテネオリンピックで日本代表として...
≫続きを読む
水泳の練習はプールで行う…というのはごくごく当たり前のことですが、何もプールに入るだけが水泳の練習ではありません。昔から「冬の時期はプールに入らずランニング練習」なんて水泳部も多かったように、陸上での練習にもしっかりと意味があるんです。陸上での水泳練習は「ドライランドトレーニング」と呼ばれ、近年にな...
≫続きを読む
水泳のレースでは、スタートとターンのテクニックが勝敗を分けることも珍しくありません。スタートで出遅れた選手がそのまま負けてしまったり、直線では勝っていた選手がターンの局面で一気に追い抜かれたり…なんてレース、何度も観たことがありますよね。せっかく才能があるのに、スタートとターンが下手で大成しなかった...
≫続きを読む
「子供に水泳を習わせたい」と考える親御さんはかなり多いと思います。事実、人気の習い事ランキングで水泳は、ピアノや英語といった習い事を抑えて、必ずトップ3に食い込んできます。ところが、水泳は「子供が嫌いな運動ランキング」にも度々名前が挙がるということをご存知でしょうか?水泳を習わせたいという親御さんの...
≫続きを読む
水泳経験者のなかには、ときおり「泳ぐ姿勢が悪い」選手がいます。立つ姿勢や座る姿勢ならともかく、「泳ぐ姿勢」という感覚は初心者にはピンと来にくいかもしれませんね。しかし、結論から言えば水泳と姿勢には密接な関わりがあります。どれだけ筋力があっても、どれだけ体幹が優れていても、泳ぐ姿勢が悪い選手の記録は伸...
≫続きを読む