【守備は打撃よりも重要!?】
力強い打撃や土壇場での逆転ホームランに憧れて、ソフトボールを始めた選手も多いはずです。
実際、高い打撃力を誇る選手はプロの世界でも重宝されています。
しかし強豪チームには、「打撃力に定評があるのに補欠」という選手がいます。
打撃力があるならチームの勝利に貢献してくれそうなものですが…どうして彼らは補欠になってしまうのでしょうか。
人によって多少の違いはあるでしょうが、多くは「守備力に欠けているから」だというのが真相だと思われます。
いくら打率が良くても、守備がザルでは全く意味がありません。
極端な話、一試合に10点取れる選手であっても、同じ試合で10回エラーしてしまうような選手なら使い物になりません。
逆に、打率は悪くても絶対にエラーをしない選手がいるとしたら、その選手のほうがチームの勝利に貢献することができるでしょう。
もしもアナタがソフトボールチームでレギュラー落ちしているのなら、それは「守備力の甘さ」を評価された結果なのかもしれません。
レギュラー入りしたいのなら打撃にこだわりすぎず、守備力を徹底して磨くように心がけてみましょう。
【守備が苦手な選手は「守備が上手くなる方法」を全く知らない】
ソフトボールにおける守備力の重要性は前項で語った通りですが、とはいえ「守備の練習を全くしない」なんて選手は1人もいないでしょう。
どれだけ打線重視のチームでも地道に守備練習をするものですし、守備なくしてソフトボールの勝利はありえません。
では、どうして個人間で守備力の差が出てしまうのでしょうか。
「練習量が足りない」
「センスが無い」
「守備に対する意識が低い」
理由はいくらでも考えられますね。
しかし守備が苦手な選手に話を聞くと、なかでも「どうすれば守備が上手くなるのかわからない」という選手が多いことに気がつきます。
単純な話、守備を上達させたいなら「欠点を直す」だけでOKです。
しかしそのことを告げても多くの選手が
「どこが欠点なのかわからない」
「どうすれば直るのかわからない」
なんて口にするでしょう。
直し方がわからないので、ただ漫然といつも通りの練習を積み重ねることしかできないわけです。
もちろんいつも通りの基礎練習は大切ですが、みんなと同じ練習をしているだけで守備力の差は埋まりません。
いつでも体を動かせるように基礎練習を続けつつ、自分の欠点を直すための「+α」の練習を始めるのが望ましいのです。
【オリンピック金メダリストの守備練習に学ぶ】
守備力を上げたいなら、やはりプロの練習方法に学ぶのがよいでしょう。
日本は世界的に見てもソフトボール強豪国であり、国内のプロ選手の練習方法は必然的に「世界トップレベルに質の高い練習法」なのです。
プロの練習方法を真似することで、基礎練習だけを続けるよりも、はるかに高い地力を身に付けることができます。
「プロの練習なんてハードルが高い」と思われるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
真似すべきは「プロの練習方法」であって、練習量や負荷まで全く同じにする必要はないからです。
必要なノウハウだけを吸収しつつ、自分のレベルに合わせた練習メニューを組んでいきましょう。
ちなみにプロの練習内容を学ぶなら、
- 「ソフトボール守備の極意」というDVD
がオススメです。
「ソフトボール練習の極意」は、北京オリンピックで金メダルを獲得した、三科 真澄選手が監修した練習用プログラムです。
- 守備のポイントが詰まっているキャッチボール
- 正しいスローイングを学んで守備力をアップ!
- 守備に生きてくるクイックの練習方法
- クイックのときに左肩を正面に向けてはいけない理由
- ボールがそれてしまってもすぐ反応して補給する方法
- ゴロのときに体を動かしやすくしてトンネルを防ぐ練習
このように、プロが世界と闘うなかで学んだ「守備の極意」が詰まっているので非常に勉強になります。
鉄壁の守備を修得するためには何をすべきか、どのようなポイントに気をつければ守備力が上がるのかといった、気になるポイントが丁寧に解説されているんです。
世界の頂点に輝いたプロの言葉がそのまま届くなんて、一昔前までは考えられませんでしたよね。
「自分の守備の欠点がわからない」
という根本的な悩みを抱えた選手にもオススメです。
DVDでは数十項目の悪癖・欠点・コツについて言及されているので、自分のプレーと照らし合わせながら見れば、きっと欠点が見つかると思いますよ。
関連ページ
- ソフトボールのおすすめの自宅練習とは?
- 個人トレーニングでは「弱点」を狙って治すのが大切…とは言われても、実際どのような練習を行うべきなのかイメージしづらいですよね。勘の良い方なら「バッティング力が弱い→フォームの確認を!」というように具体策が出るかもしれませんが、なかなかそう上手くはいかないものです。そこで、一人で弱点を治したいなら「ソフトボール上達革命」というDVDを活用することをオススメします。「ソフトボール上達革命」は、元ソフトボール日本代表の佐藤 理恵選手が監修したもので、日本トップクラスの練習内容を体感できる練習プログラムです。
- ソフトボール打撃フォームの修正方法
- 高い打撃力を持った選手は相手チームにとって大きな脅威になり、不利な試合も一撃で引っくり返せる力となります。少しでも早く打撃力アップを実現したいなら、ライバルもやっていないような質の高い練習を行う必要があるでしょう。東京国際大学を全国トップに導いた三科 真澄コーチが打撃指導の方法をまとめた「ソフトボール 打撃・走塁の極意」という練習用プログラムがあるので、それを参考にするのもオススメです。2枚組のDVDで徹底的に「打撃力向上」を解説したプログラムで、全国トップ校が実践している内容をそのまま知れる数少ない資料として注目されています。ぜひご覧ください。