テニスダブルスの戦術と必勝パターン

【上手くなりたいならプロの真似をしろ!…って本当?】

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術DVD プロテニスプレーヤーの戦術を真似することは可能か?

どんなスポーツでも、普遍的な上達法として「プロの真似をしろ」というものがあります。

 

その道のプロの技術を真似することで、そのテクニックや戦術を学ぶことができるという考え方です。

 

テニスの世界でも当然、プロのテクニックや戦術を真似することで上達を目指す方が後を絶ちません。

 

しかし「プロの真似をする」という考え方に異を唱える方も少なくないでしょう。

 

「いきなりプロの真似をしても身につかない」
「基礎から始めることが何より大切」

 

など、反対派の方の意見にも納得はいきます。

 

ですが今回はあえて、「プロの真似をすることはテニスの上達にとって有効である」という立場から話を進めていきたいと思います。

 

というのも、ダブルスの上達法として反響を呼んでいる「加藤 季温プロのノウハウ」が、まさに「プロの真似をする」という考え方そのものだったからです。

 

生半可な上達法であればわざわざご紹介しないのですが、この上達法がかなり合理的で効果の期待できそうなものだったので、今回はその内容をちょっとだけご紹介したいと思います。

 

 

【プロの戦術は意外なほどにシンプルだった】

 

まず大前提として、皆さんに真似してほしいのは「プロのテクニック」ではなく「プロの戦術」です。

 

テクニックも真似できるものならしたいところですが、加藤 季温プロが言うところの「真似すべき部分」はどちらかと言えば戦術にあると考えます。

 

ダブルスの試合では、互いに相手の裏をかく戦術が重要視される傾向にあります。

 

しかし一般的なテニススクールや、テニス教材で教えられている戦術は、すでに誰でも知っているものばかりで、いわば飽和しているのが現状です。

 

「○○に対しては××が有効」
「××に対しては△△が有効」

 

と、ほとんどの戦略に対策が練られている状態なので、相手の裏をかくというより、相手の優位に立てる戦略を使った者勝ちの「じゃんけん」状態になっているのです。

 

しかし、プロが使う戦術はアマチュアの舞台ではまだまだ有効なものばかりです。

 

プロテニスプレーヤーは、常に最先端の戦術を編み出し・活用しているので、プロの世界では一般的な教材には解説されない戦術が、次々と発明されているのです。

 

また、「プロの戦術を真似するのは無謀」と考えてしまう方が多いことも、戦術の漏出を防ぐ一因になっているのかもしれません。

 

なんとなく難しそうな印象を持ってしまうかもしれませんが、実際のところプロの戦術はそう複雑なものではありません。

 

戦術とはいっても、あくまで「相手の裏をかく」ことに特化したテクニックの一種なので、コツさえつかんでしまえば、アマチュア選手でも簡単に真似することができます。

 

100%プロレベルで修得できなくとも、一部を吸収するだけでアマレベルでは充分通用する武器になるはずです。

 

 

【加藤 季温プロの戦術を学ぶためには】

 

知らない方に説明しておくと、加藤 季温プロは数多くの大会で優勝を飾り続けている現役プロテニスプレーヤーです。

 

  • 全日本選手権ミックスダブルス優勝
  • IZAWAオープンダブルス優勝
  • インカレダブルス三連覇

これまでに優勝した大会の数は20近くにも上ります。

 

そんな彼が、プロの戦術を学べるDVDとして監修したのが

  • 「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」DVD

です。

 

加藤季温の『ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術』DVDの詳しい内容はこちら

 

「オフェンスからの展開」
「ディフェンスからの展開」
の二部構成に分け、4枚組のDVDでじっくりとプロの戦術を解説してくれています。

 

発売直後から「46のダブルス必勝パターンを全日本選手権優勝者が公開した!」と話題になっていました。

 

  • 相手が2人ともボレーに上がってきた場合のディフェンス展開術
  • 攻撃していたはずの相手を知らぬ間に守備に変えてしまうテクニック
  • 相手のアプローチを封じ込める効果的なロブの打ち方
  • 相手前衛のポーチを封じ込めて攻撃に転ずる2つの展開術
  • わずか1本のバックハンドスライスでオフェンスに変わる方法

 

DVDではまだまだたくさんの戦術が解説されていますが、一部を抜粋するとこんな感じになっています。

 

「プロの真似をするなんて簡単なことじゃないでしょ?」という視聴者からの疑問に対し、加藤 季温プロは「今回の展開パターンを実践するのに難しい技術やテクニックは不要です」としています。

 

テニスプレーヤーとして、最低限の基礎さえできていれば実践できる戦術ばかりなので、少しでも早く勝率を上げたいと考えているテニスプレーヤーの皆さんは、ぜひ「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」を参考にしてください。

 

加藤季温の『ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術』DVDの詳しい内容はこちら

関連ページ

テニス子供のおすすめ練習メニューとは?
子供と大人では練習方法も覚えるべき事も全く違います。ジュニア選手への指導方法を詳しく知りたい方は、「テニス・ジュニア育成プログラム」というDVDを参考にしてみてください。「テニス・ジュニア育成プログラム」は、群馬県の有名テニススクール「ミナミグリーンテニスクラブ」が監修した練習用プログラムです。毎年のように全日本ジュニアテニス選手権・U-13全国選抜・小学生総体などで入賞者を出している名門スクールの指導方法が学べるので、ジュニア選手に指導する立場の方にはぜひ観てもらいたいです。
テニスダブルスのポーチのタイミングを知るには?
ポーチとは「後衛同士のクロスラリーに前衛が介入してボレーでカットすること」です。ポーチを学ぶことで、ダブルスでの勝率はグンと上がります。効率的にポーチの感覚を掴むための2つのポイントは「出るタイミングを見極める」「相手の行動を読む」です。詳しく学びたい方は、全日本選手権ダブルス覇者の佐藤 博康さんが監修した「テニス・ダブルス上達革命」を参考にしてみてください。ダブルスに特化したテクニック&練習方法をまとめたDVDです。ぜひご覧ください。
テニスフォアハンドストロークのコツとは?
「ウィンブルドンチャンピオンのボリス・ベッカーを破った石井弘樹が教えるシンプルフォアハンドストローク」DVDは日本屈指のフォアハンドストロークの使い手として知られる石井プロが監修したテニス教材になっています。フォアハンドストロークのノウハウが徹底的に解説された貴重な資料です。・相手を翻弄するフォアハンドスピンの打ち方とは?・わずか45分でスピンが打てるようになった体の使い方・ミスショットを減らして「正確に打つ」ことができる方法・フットワークを早めてフォアハンドに有利な体勢をつくるポイント・自宅に居ながらフォアハンドの威力を増す練習を行える!などポイトを押さえた内容です。ぜひご覧ください。
テニスダブルスの戦術が学べるDVD
ダブルスでの試合における戦略を学ぶということは、簡単なことではありません。戦略要素をモノにするためには経験を積むのが一番なので、卓越した戦略が身に着くころには選手としての全盛期を超えてしまうことになります。自分で戦略を編み出そうとせず「戦略のプロから学べば良い」ということです。ダブルスにおける戦略を学ぶなら「試合に強くなるテニス〜簡単に勝てるダブルス〜」というDVDがオススメですね。3枚組のDVDになっていて、ダブルス専門のストロークやスマッシュの打ち方といった基礎まで解説された内容の濃い一本となっています。